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旧ユーゴスラビア(ヨーロッパ)の有名な場所【ジオゲッサー】GeoGuessr・Famous places

旧ユーゴスラビア(ヨーロッパ)の有名な場所【ジオゲッサー】GeoGuessr・Famous places
Google Street View(グーグル ストリートビュー)を使った位置あてゲームGeoGuessr(ジオゲッサー)のFamous Places(有名な場所)で出題される世界遺産遺跡建物をまとめました。

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GeoGuessr(ジオゲッサー)は、地理・世界史・英語に強くなれるゲームだよ。

ここでは、その中でも旧ユーゴスラビア(ヨーロッパ)で出題される世界遺産遺跡建物についてまとめました。
※随時更新しています

 

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旧:ユーゴスラビア解体の流れ

1918年、南東ヨーロッパのバルカン半島にセルビア王国を主体としたセルビア人・クロアチア人・スロベニア人王国(the Kingdom of Serbs, Croats and Slovenes)が誕生し、1929年にユーゴスラビア王国(the Kingdom of Yugoslavia)と改称しました。

その後、1945年からユーゴスラビア連邦人民共和国(the Federal People’s Republic of Yugoslavia)となり、1963年にユーゴスラビア社会主義連邦共和国(The Socialist Federal Republic of Yugoslavia)に改称されました。

ユーゴスラビア社会主義連邦共和国は、6つの国家からなる連邦国家で構成されていましたが、ユーゴスラビア紛争で解体し、

  • 1991年:クロアチア
  • 1992年:スロベニア ※宣言は1991年
    ボスニア・ヘルツェゴビナ
  • 1993年:マケドニア ※宣言は1991年

の4ヶ国が独立し、残りのセルビアとモンテネグロは、1992年にユーゴスラビア連邦共和国(the Federal Republic of Yugoslavia)となり、2003年に改称し、セルビア・モンテネグロ(the State Union of Serbia and Montenegro)となりました。

その後、2006年にモンテネグロが独立し、セルビアだけが残りました(元々ユーゴスラビアの首都は現在のセルビアの首都ベオグラード)。

そして、2008年に、長く紛争(コソボ紛争)が続いていたコソボ(セルビアの中の自治州)が独立宣言をしましたが、現在もセルビアをはじめ、ロシア、中国、スペインなど独立を承認していない国も多くあります。

 

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クロアチア【Croatia】

クロアチア共和国(the Republic of Croatia)

  • 国名:クロアチア共和国(the Republic of Croatia)
  • 首都:ザグレブ
  • 公用語:クロアチア語
  • ccTLD:.hr
  • 通貨:ユーロ
  • 1991年:ユーゴスラビア社会主義連邦共和国より独立

ネクタイ発祥の地
城壁都市ドブロヴニクは「アドリア海の真珠」とよばれている

 

クロアチア国立劇場(HNKザグレブ)

クロアチア国立劇場(Croatian National Theatre, Zagreb)通称HNKザグレブ(HNK Zagreb)

首都ザグレブにある、1895年に建てられた「クロアチア国立劇場(Croatian National Theatre, Zagreb)」通称「HNKザグレブ(HNK Zagreb)」です。

劇場の前には噴水「生命の泉(Well of Life)」があります。

 

ディオクレティアヌス宮殿

ディオクレティアヌス宮殿(Diocletian's Palace)
アドリア海を臨む都市スプリト(首都ザグレブから南に約300km)にある世界文化遺産「ディオクレティアヌス宮殿のあるスプリトの歴史的建造物群(Historical Complex of Split with the Palace of Diocletian)」に含まれる3~4世紀にディオクレティアヌスによって建てられた宮殿「ディオクレティアヌス宮殿(Diocletian’s Palace)」です。

世界遺産に登録されたにも関わらず、政略的な思惑で、宮殿内に店舗など20軒以上の新しい建築物を建てることが決定しています。

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世界遺産登録抹消されればいいのに

 

ドゥブロヴニク旧市街(フランシスコ教会・プラツァ通り・時計塔)

ドゥブロヴニク旧市街(Old City of Dubrovnik)のプラツァ通り(Stradun)、フランシスコ教会(Franciscan friary, Dubrovnik)、時計塔(Dubrovnik Bell Tower)

クロアチアの南端に近い街ドゥブロヴニク(ボスニア・ヘルツェゴビナとの国境近く)の世界文化遺産「ドゥブロヴニク旧市街(Old City of Dubrovnik)」のメイン通り「プラツァ通り(Stradun)」です。

通りの西端(写真左)にあるのが「フランシスコ教会(Franciscan friary, Dubrovnik)」、東端(写真右)にあるのが、1444年に建設され、その後1929年に再建された「時計塔(Dubrovnik Bell Tower)」です。

 

ロブリイェナッツ要塞(セントローレンス要塞)

ロブリイェナッツ要塞(Fort Lovrijenac)・セントローレンス要塞(St. Lawrence Fortress)

クロアチアの南端に近い街ドゥブロヴニク(ボスニア・ヘルツェゴビナとの国境近く)にある16世紀に建てられた要塞「ロブリイェナッツ要塞(Fort Lovrijenac)」またの名を「セントローレンス要塞(St. Lawrence Fortress)」です。

GeoGuessrのピンの位置が要塞なので、ビューは要塞そのものではなく、要塞から見える旧市街です。

 

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スロベニア【Slovenia】

スロベニア共和国(the Republic of Slovenia)

  • 国名:スロベニア共和国(the Republic of Slovenia)
  • 首都:リュブリャナ
  • 公用語:スロベニア語
  • ccTLD:.si
  • 通貨:ユーロ
  • 1991年:ユーゴスラビア社会主義連邦共和国より独立を宣言(承認:1992年)

 

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ボスニア・ヘルツェゴビナ【Bosnia and Herzegovina】

ボスニア・ヘルツェゴビナ(Bosnia and Herzegovina)

  • 国名:ボスニア・ヘルツェゴビナ(Bosnia and Herzegovina)
  • 首都:サラエヴォ
  • 公用語:ボスニア語、セルビア語、クロアチア語
  • ccTLD:.ba
  • 通貨:兌換マルク(だかんマルク)
  • 1992年:ユーゴスラビア社会主義連邦共和国より独立

ユーゴスラビアから独立後の1992年~1995年、第二次世界大戦後のヨーロッパで最悪の内戦「ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争(Bosnian War)」が起こった

 

バシュチャルシャのセビリ

バシュチャルシャのセビリ(Sebilj)

首都サラエヴォの旧市街にあるメインストリート「バシュチャルシヤ」にある1891年に建てられた水飲み場「セビリ(Sebilj)」です。
※左の写真のハトが」いっぱいいる塔がセビリ

 

スタリ・モスト(古い橋)

モスタル旧市街の古い橋の地区(Old Bridge Area of the Old City of Mostar)スタリ・モスト(Stari Most)

モスタル(首都サラエボから南西約70km)にある世界遺産「モスタル旧市街の古い橋の地区(Old Bridge Area of the Old City of Mostar)」、ネレトヴァ川(the river Neretva)に架かかる16世紀に造られた橋「スタリ・モスト(Stari Most)」です。

1993年、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争中にクロアチア人に意図的に破壊されましたが、2004年に復興しました。

現在は、川面から24mある橋からの飛び込み(クリフダイビング)が人気です。

 

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北マケドニア【North Macedonia】

北マケドニア共和国(the Republic of North Macedonia)

  • 国名:北マケドニア共和国(the Republic of North Macedonia)
  • 首都:スコピエ
  • 公用語:マケドニア語、アルバニア語
  • ccTLD:.mk
  • 通貨:マケドニア・デナール
  • 1991年:ユーゴスラビア社会主義連邦共和国より独立を宣言(承認:1993年)

・1991年「マケドニア共和国」として独立したが、ギリシャとの間でマケドニア名称論争(Macedonia naming dispute)が起き、2019年に「北マケドニア共和国」と改称することで決着した
※古代マケドニア王国は古代ギリシャ人によって建国された国であるため
・コルカタの聖テレサことカトリック教会の修道女マザー・テレサ(Mother Teresa)生誕の地

 

マケドニア広場のアレクサンドロス3世(アレクサンダー大王)像の泉

マケドニア広場(Macedonia Square, Skopje)にあるアレクサンダー大王の像(Monument to Alexander III of Macedonia・Warrior on a Horse statue)

首都スコピエの「マケドニア広場(Macedonia Square, Skopje)」にある「アレクサンダー大王の像(Monument to Alexander III of Macedonia・Warrior on a Horse statue)」です。

 

アレクサンドロス3世とは

紀元前300年頃に活躍した世界征服者としても名高いアレクサンドロス3世は、

  • ギリシャ語:アレクサンドロス大王
  • 日本語:アレクサンダー大王(ドイツ語読み)
  • アラビア語・ペルシャ語:イスカンダル
  • 英語:Alexander the Great

とよばれているマケドニア王国(現在のギリシャ)の王です。

たった13年で南東ヨーロッパから西インドまでの巨大な帝国を作った人物で、イスラムの世界でも英雄とよばれています。

 

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モンテネグロ【Montenegro】

モンテネグロ(Montenegro

  • 国名:モンテネグロ(Montenegro)
  • 首都:ポドゴリツァ
  • 公用語:モンテネグロ語
  • ccTLD:.me
  • 通貨:ユーロ
  • 2006年:セルビア・モンテネグロより独立

EU加盟国ではないが、ユーロを使用している

 

ハリストス復活大聖堂(ポドゴリツァ)

ポドゴリツァのハリストス復活大聖堂(Cathedral of the Resurrection of Christ, Podgorica)

首都ポドゴリツァに1993年に建てられたセルビア正教会のモンテネグロ「ポドゴリツァのハリストス復活大聖堂(Cathedral of the Resurrection of Christ, Podgorica)」です。

GeoGuessrのピンの位置は建物の裏側なので、建物の特徴的な正面は観れませんが、市街地の中に突然現れた新しい教会感がみれます。

 

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セルビア【Serbia】

セルビア共和国(the Republic of Serbia)

  • 国名:セルビア共和国(the Republic of Serbia)
  • 首都:ベオグラード
  • 公用語:セルビア語
  • ccTLD:.rs
  • 通貨:セルビア・ディナール

ユーゴスラビアの中心国家だった

 

ベオグラード国立劇場と共和国広場(ミハイロ・オブレノヴィッチ3世の像)

共和国広場(Republic Square)、ミハイロ・オブレノヴィッチ3世の像(The statue of Prince Michael)、ベオグラード国立劇場(National Museum in Belgrade)

首都ベオグラードの中心にある「共和国広場(Republic Square)」と「ミハイロ・オブレノヴィッチ3世の像(The statue of Prince Michael)」、さらに隣接している1869年に建てられた「ベオグラード国立劇場(National Museum in Belgrade)」です。

GeoGuessrの画像は2015年のものらしくベオグラード国立劇場は工事中で、当時トランスフォーマーのイベント?が開催されていたらしく、広場内にロボットがたくさんあります

 

ミハイロ・オブレノヴィッチ3世

ミハイロ・オブレノヴィッチ3世(The statue of Prince Michael)は、1867年までオスマン帝国の支配下にあったセルビアの7つの都市の解放に導いた明君です。

共和国広場のミハイロ・オブレノヴィッチ3世の像は、イスタンブールを指差し、トルコ人に去るよう命じていると言われているのですが、実際指を指している方角はイスタンブールがある南東ではなく北東です…

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そういうところ適当な国って多いよね

 

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コソボ【Kosovo】

コソボ共和国(the Republic of Kosovo)

  • 国名:コソボ共和国(the Republic of Kosovo)
  • 首都:プリシュティナ
  • 公用語:アルバニア語、セルビア語
  • ccTLD:.xk(非公式)
  • 通貨:ユーロ
  • 2008年:セルビア共和国より独立宣言

国連加盟国(193ヶ国)のうち、113ヶ国がコソボを独立国として承認している

 

イブラヒム・ルゴヴァの銅像

イブラヒム・ルゴヴァの銅像(Ibrahim Rugova Statue)

首都プリシュティナにある「イブラヒム・ルゴヴァの銅像(Ibrahim Rugova Statue)」です。

イブラヒム・ルゴヴァ(Ibrahim Rugova)は、コソボ紛争で、アルバニア系住民の穏健派指導者として活動し、平和的手段による独立運動を進めたコソボの国民的英雄です。