「これからの時代は英語ぐらい話せないと」と、どんどん英語学習を始める年齢が下がっていき、今では小学校で英語の授業が始まりました。
机に向かって英語の勉強をすることはもちろん大事ですが、生の英語、リアルな英会話を体験させたいと、小学校に上がる前から留学をするお子さんも増えているようです。
特に、コロナ禍で気軽に海外へ行けない期間が長かったせいもあり、
行けるときに行かないと!
子供の成長は待ってくれない!
と、海外留学の問い合わせが急増しているそうです。
しかし、海外留学体験者の声からは、
- 国内でオンライン英会話をすれば充分
- 留学なんて遊びに行くようなもの
- 留学したけど英語を話せるようにならなかった
…など、わざわざ留学する必要はないのでは?という否定的な意見も多く聞かれます。
果たして、子供の海外留学は意味があるのでしょうか?
子供の海外留学【メリット】
留学は、英語力・英会話力の向上だけでなく、
- 自立心を育む
- コミュニケーション能力の向上
- 世界が広がる
- 新しい友達ができる
など、学校や塾、オンライン英会話スクールでは得られないメリットが多いです。
こんなこと言ってしまうとあれですが、ちょっと留学しただけで、劇的に英語力が上がるなんてことはありません。
大人はもちろん、特に子供の留学は、英語力だけでなくその他のメリットが、子供のこれからの人生に大きな変化をもたらすといっても過言ではないのです。
デメリット【注意点】
日本人が海外へ旅行をするときにビザが必要な国は少ないですが、長期滞在となるとビザが必要な場合があります。
また、15歳未満の保護者なしでの入国には事前に申請が必要な国もあります。
※保護者とは親権者のことです(両親が親権者の場合祖父母はNGです)
子供が利用できる留学の種類と料金
海外留学は行き先によって料金が大きく異なります。
アメリカ、カナダ、イギリスなどの英語ネイティブ国は授業料・食費とも高額ですし、渡航費もかかりますが、東南アジア(フィリピン、マレーシア、タイ)への留学であればネイティブ国の半額近くで行けるスクールもあります。
また、どのような留学プランを選ぶかでも料金、体験できる事柄が大きく異なります。
- 海外の知り合いの家へ預ける
- 留学エージェントを使い子供だけで行かせる(サマースクール、ホームステイ)
- 公的な留学制度に応募する(姉妹都市交換留学)
- 親子・家族で留学
海外に知り合いがいる方は気軽に留学できますが、ここでは海外に知り合いなんていない!という方の留学の種類についてご紹介します。
ホームステイ・サマースクール
子供だけで参加できるホームステイ、サマースクールは、2週間で15万円~100万円程度(渡航費別)かかります。
サマースクールは、人気の時期なのでお値段が上がりますが、同じ年ごろの子供たちが集まるので、異文化交流が盛んですし、決まったプログラムがあるので子供にあった勉強や体験ができます。
ホームステイでは、現地でのリアルな生活を体験できますが、正直、当たり外れがかなり大きいので、何かあったときのためにも、信頼のおける留学エージェントを間に入れるのがオススメです。
交換留学(姉妹都市)
都道府県や市町村で募集している交換留学であれば、留学先、留学プログラムの選択肢は多くないですが、2週間で10万円~50万円程度(渡航費を含む)とかなり格安で行くことができます。
ただ、お金を払えば誰でも行けるというわけではなく、作文や面接などの試験や、留学後の報告、英検2級以上保持者のみなどの厳しい条件があります。
また、相手国の生徒を自宅に受け入れないと行けない場合もあります(強制ではないものの、やんわりと指定される)。
親子留学
親も一緒に行く親子留学の多くは、個室やコンドミニアムに滞在するので、2週間で40万円~150万円程度(2人分・渡航費別)と少し割高ですが、小学生未満のお子さん連れ(0歳児から受け付けているスクールもあります)でも安心していくことができます。
行動にあまり制限がないので、好きな場所を観光できたり、夜のお出かけもできたりと、自由度が高く、親子の絆を深めることはできますが、ずっと親といるので、自立心を育てる効果は期待できません。
おすすめ留学エージェント
奨学金制度があるスクールもありますが、中学生以下対象外のスクールがほとんどです。
今、コロナ禍での自粛期間が終わり、一気に海外へ行く方が増え、留学希望者も殺到しているそうで、人気の留学エージェントでは、今年の夏休み・冬休みの枠はもう残りわずかだと言われました。
高校生以下の場合、多少料金が高くても、競争率が高くても、夏休みや冬休み、春休みに行くのがオススメです。
もちろん、半年や1年間行くのであればいつでもいいのですが、短期留学の場合は、外れた時期に行くと値段は安いものの、同じ年ごろの学生があまり来ていないので、子供留学の醍醐味である「新しい遠くの友達と触れ合う」という体験ができない場合があります。
国内留学(沖縄・北海道)あり「U-GAKU」
子供だけで留学するのであれば、国内留学もオススメです。
U-GAKUでは、北海道のニセコ、沖縄のチャタンチョウの自社運営施設で共同生活をしながらの英語留学が可能です。
国内留学であれば、海外SIMや海外保険、パスポートの用意が必要ない分、その他の費用が安くすみます(海外留学は現地留学ビザ代や空港税代など余計にかかる費用が多い)。
とはいえ、やっぱり海外留学をさせたい!という場合でも、U-GAKUでは、フィリピンのセブ島に自社施設(20人以上が共同生活できる施設)が用意されていて、その施設内でレッスンも行われるので、子供1人での留学も安心です。
※ただしフィリピンは15歳未満が保護者なしで入国する際に手続きが必要です
今年の夏に留学しようかと思っていたんだよ。
本当はセブ島留学をしたかったのですが、初めての一人旅なのでやっぱり国内留学にしようかと悩んでいるうちに、希望の日程が満席になってしまいました。
U-GAKUでは、夏休みや冬休みだからといって費用の割り増しがないので、人気の時期はすぐに満席になってしまうようです。
そのため、まだどうしようか迷っている段階だったとしても、早めに相談するのがオススメです。
無料相談は、希望時間に、個別でオンライン(zoom)で行われ、気になることを何でも相談できますよ。
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