英語には、
- 一般動詞
- be動詞
と2種類の動詞があります。
ここでは、be動詞の意味と、単体で使う方法、形の変化についてまとめました。
be動詞とは【意味】
基本的に、英語の文章には1つ以上の動詞が必要です。
「ボクの名前はRYUです」を英語で言うと、
I am Ryu.
となります。
この、isやamのことをbe動詞と言います。
日本語に訳すときは「です」の部分になりますが、「です」という意味ではなく、be動詞ではさむ単語を=(イコール)でつなぐイメージです。
しかし、正確には、完全にイコールなものと、イメージだけイコールなものがあります。
完全に同じものを指す
be動詞をはさんで、両サイドがイコールの文章です。
私の名前=Ryu
私=Ryu
あなた=男の子
これ=私の先生
基本の形です。
状態を表す
まったくのイコールではなく、状態を表す場合もあります。
私・嬉しい
彼・優しい
イメージとしてはイコールとなる文章です。
存在を表す
be動詞は、存在を示す場合にも使われます。
私・日本にいる
本・机の上にある
私たち・駅の近くにいる
存在を表す場合は、be動詞の後に前置詞(in、on、nearなど)が入ります。
完全なイコールではありませんが、イメージは同じです。
be動詞の形の変化・使い方
先ほどからの例文に、be動詞といいながら、
- am
- are
- is
が使われている文章を紹介しました。
実はこのbe動詞は、現在形の場合、主語によって形を変えるんです。
現在形
一般的な動詞の形が「現在形」です。
一般的な動詞の場合、原形=現在形ですが、be動詞の場合は、主語によって現在形の形が変わります。
主語 | be動詞 |
---|---|
I | am |
you | are |
【2人(2つ)以上の場合】 we they Ken and Ryu my dogs the studentsなど |
|
【Iとyou以外の一人(一つ)の場合】 she he Ken it my dog the studentなど |
is |
原形はやっぱり「be」
通常、動詞の原形=現在形ですが、be動詞の場合は、現在形の形は主語によって変わるものの、原形はあくまでも「be」です。
そのため、助動詞(can、must、shouldなど)の後は動詞の原形がくるという決まりがあるのですが、そのときは主語が何であろうと「be」を使います。
I should be here.
You should be here.
過去形
be動詞の過去形も、主語によって異なり、
- amとis→was
- are→were
と、今まで「I」だけは特別な単語「am」を使用していましたが、過去形になると「I」だけ特別扱いではなくなります。
過去形になると、「I」は「she」や「it」の仲間となるため「was」を使います。
過去分詞形
be動詞の過去分詞形は、どんな主語がきても「been」です。
つまり、be動詞は、現在形と過去形のみ主語によって形が変わるんです。
原形 | 現在形 | 過去形 | 過去分詞形 |
---|---|---|---|
be | am are is |
was were |
been |
そんなに種類が多くないですし、be動詞を覚えるとそれだけで会話の幅が広がるので、しっかり覚えましょう。
省略形
be動詞は、とっても短い単語なのに、通常は省略形で使います。
よく使う単語だからこそ省略するんです。
省略の仕方は、
- am ⇒「‘m」I’m
- are ⇒「’re」you’re、we’reなど
- is ⇒「’s」he’s、it’sなど
となります。
【注意】否定形の省略
否定形の場合、
- is not ⇒ isn’t
- are not ⇒ aren’t
と略しますが、am notを「amn’t」とはいいません!
am notの省略形は、I’m notを使います。
まとめ【主語によって形が変わる】
be動詞はすぐに形を変えるので少しややこしいですが、コツさえつかめばとっても使いやすい動詞です。
amを使うのは主語がIの時だけ
areを使うのは、主語がyouの時と、主語が2人(2つ)以上の時だけ
isを使うのは、主語がIとyou以外で1人(1つ)の時だけ
amとisの過去形はwas
areの過去形はwere
原形はやっぱりbe
省略形は、英会話を続けていたら、自然と略すようになるので(そのほうがしゃべりやすい)、まずは、この基本をしっかり覚えましょう。
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