英会話教室には、年齢制限があるスクールと、年齢制限のないスクールがあります。
息子のRYUは、
- 未就学児のみの放課後英会話スクール(通学タイプ)
- 同学年のみの少人数グループ英会話教室(通学タイプ)
- オンラインスクール(全年齢向け)のキッズコース
- オンラインスクール(キッズ限定)
を実際にどれも1年以上続けました。
そこで、実際に体験してみてわかった、全年齢向けのキッズ用コースとキッズ専用スクールのどちらで学ぶのがオススメなのかをまとめました。
子供専用英会話スクールのメリット
子供専用の英会話スクールには、中学生までの教室や、小学生限定の教室など様々なタイプがあります。
そんな子供専用スクールのメリットは、
- 先生が子ども・子どものレッスンに慣れている
- 英語初心者向け子供教材がある
ということです。
1.子どもの教え方に慣れている
子供専用のスクールには、子供に慣れている先生が多いです。
子供が飽きてきたらゲームを取り入れてくれたりですとか、マジックを見せてくれる先生もいました。
そのため、未就学児のお子さんで、初めて英語に触れるのであれば、「勉強する」というよりも「楽しむ」、つまり英語に対する恐怖心をなくすことからゆっくりスタートするのがオススメです。
2.子供向け教材が豊富
アルファベットから覚える段階の場合は、テキストなどではなく、その教室独自の教材を使うことが多いです。
子供向けスクールの場合、ネット上で使えるかわいいテキストを用意しているところが多いですよ。
子供専用英会話スクールのデメリット
子ども専用英会話スクールのデメリットは、料金が割高なことです。
レッスン料金が高い
通学タイプのスクールに比べるとずいぶん安いのですが、全年齢タイプのスクールと比べると、1レッスンあたりの料金は割高になります。
子ども専用英会話スクールの場合、1レッスンあたり600円前後のところが多い中、全年齢タイプのスクールだと、1レッスンあたり300円前後で受けることができます。
ただし、これは子ども専用英会話スクールは月に数回のレッスン量なのに対し、全年齢タイプのスクールは1日1レッスンが基準であることが多いので、月額で考えると子ども専用スクールのほうがお得です。
全年齢向け(子どもコース)のメリット
全年齢向けのスクールでも、ほとんどのスクールで子ども向けのコースが用意されています。
そんな全年齢向けスクールのメリットは、
- スクールの数が多い
- 料金が安い
ということです。
1.スクールの数が多い
20年程前から英会話ブームとなり、英会話スクールが増えました。
そしてここ数年は、オンライン英会話ブームとなり、オンラインの英会話教室がどんどん増えています。
もちろん、子ども専用オンライン英会話教室も増えているのですが、やはり全年齢タイプのスクールのほうが多いです。
2.レッスン料金が安い
全年齢向けのオンライン英会話教室は、子ども専用コースのみ別料金を設けているスクールもありますが、そうでない場合は、1レッスンあたりの料金がかなり格安です。
全年齢向け(子どもコース)のデメリット
全年齢向けスクールの場合、子ども向けではない先生に当たることもあります。
子ども向けではない先生がいる
子ども専用の先生ではないスクール(たとえば、DMM英会話などの会社が直接雇用していない先生がレッスンを行うスクール)には、「子どもレッスン対応可」となっていても、子ども向けではない先生が多いです。
会社が直接雇用していない先生がいるスクールというのは、先生の自宅と直接つながる、つまり先生を本職としていない(英会話の先生という仕事は副業として行っている)人が多いんです。
そのため、「子供用の教材を持っているから子どものレッスンもできる」という程度の先生もいます。
この手のスクールは、先生のレベルに差が大きいですし、気に入った先生が見つかっても、その先生は月に数回しかレッスンを行っていない。なんてこともあります。
キッズ専用コースがあれば問題ない
キッズ専用のスクールでも、実は大人専用のスクールも運営しており、同じ先生たちでまわしているスクールもあります。
そのため、キッズ専用スクールでも全年齢対象スクールのキッズコースでも、そんなに違いはありません。
ただし、全年齢対象スクールのキッズコースを選ぶ場合は、
- キッズ専用の特別コースがある
- 料金体系が大人用とは異なる
このどちらかに該当するスクールを選ぶようにしましょう。
1.キッズ専用特別コースがあるスクール
キッズ専用の特別コースがあるのは、
- ネイティブキャンプの「カランキッズコース」
- イングリッシュベルの「DMEキッズコース」
などです。
これらのコースは、特別に訓練された人しか教えることができないものなので、先生と子どもの相性はあるものの、教え方に疑問が残るような先生はいないと思います。
2.料金体系が大人用とは異なるスクール
全年齢タイプのスクールでも、子ども専用コースのみ料金体系が異なる場合、先生も専用の先生しか選べないことが多いです。
つまり、全年齢タイプのスクールでも、子どもを教えるプロフェッショナルな先生が在籍しているスクールもあるんです。
そのため、そのようなスクールを「子供専用のオンライン英会話スクール」としてまとめました。
まとめ
実際、先生についてはどこのスクールにも、「あれ?」と思うような人もいます。
ただそれは、私やRYUにとっての「あれ?」であって、人それぞれ合う合わないがあるのは仕方ありません。
きちんと子どもを教えるための訓練を受けた先生が在籍しているスクールを選べば、子ども専用スクールでも、全年齢型の子どもコースでも問題ないと思いますよ。
オンライン英会話スクール【タイプ別比較ランキング】
オンライン英会話スクール20社以上を、コースや料金・先生についてなどタイプ別に比較し、まとめました。