先日、息子がGoogle翻訳を使い、ゲームの記事を書いていました。
対戦型シューティングゲームの説明だったため、「○○をして敵をやっつける」という文章が多く出てきたのですが、「敵」はすべて「enemy」と訳されていました。
この記事です。
はたして、ゲームの対戦相手は「enemy」なのでしょうか?
敵を意味する英語
「敵」を意味する英語には、
- enemy
- opponent
- adversary
- villain
- rival
など、たくさんありますが、微妙に意味が異なります。
しかし、だからといって英語が難しいわけではありません。
日本語でも、「敵」を「てき」と読むか「かたき」と読むかで意味が違います。
もちろん、しっかり単語の成り立ちから覚えていくのもいいですが、「こういうときにはこれを使う!」と感覚で覚えていくのもアリです!
そのためにも、たくさんの映画を観たり本を読んだりして、生の英語に触れる機会を増やしましょう。
enemyの意味
【énəmi】
名詞:敵、敵軍、敵艦隊、敵国、敵兵、敵艦、敵機、敵国人、反対者
一番よく使われる一般的な「敵」という単語が「enemy」です。
有名な慣用句
最大の敵は自分自身である
be one’s own worst enemyの形で使います。
opponentの意味
【ɒpəʊnən̩t】
名詞:(試合・議論の)相手、敵対者、敵手、反対者
「opponent」も敵という意味ですが、一時的な敵であるときに使用します。
例えば、ゲーム等の試合相手、討論の場などでの、意見が異なる反対者など、そのゲームや討論中は「敵」であっても、憎しみ合っているわけではなく、試合・討論終了後は「敵」ではなくなる場合に使う単語です。
ゲームの対戦相手の「敵」には、この「opponent」を使いました。
adversaryの意味
【ˈædvɚsèri】
名詞:反対する人、敵、(競技などの)相手、魔王
「adversary」も「敵」という意味で、「enemy」にも「opponent」にも共通する使い方ができます。
villainの意味
【vílən】
名詞: 悪党、悪者、悪役、犯人、犯罪者
ディズニー好きにはおなじみの「villain」は、物語などの悪役を指すときによく使う言葉です。
ディズニーでは、悪役たちをまとめて「villains(ヴィランズ)」と呼びます。
rivalの意味
【rάɪv(ə)l】
名詞:競争相手、ライバル、肩を並べる人、匹敵する人、好敵手
形容詞:競争する、対抗する、敵同士の
動詞:競争する、張り合う、匹敵する
形容詞・動詞としても使うことができます。
「rival」は、日本語としても使われているので、わかりやすいですね。
日本語で使われている「ライバル」とほぼ同じ意味で、張り合っている相手に使います。
しかし、日本語で時折使用する同志の意味でのライバルの場合は、「rival」は使いません。
まとめ【単語の使い方・選び方】
いろいろな単語があって少しややこしいですが、
- 一般的な敵⇒enemy
- ゲームや試合の敵⇒opponent
- 物語などの悪者(敵)⇒villain
- ライバル(敵)⇒rival
と、使い分けるのがオススメです。
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