英語は覚えることが多くて大変ですよね。
単語、綴り(つづり)、熟語、文法…
しかも、英単語は状況により形が変化します!
名詞は複数形になると形が変わるものがありますし、動詞は過去形に・過去分詞形になると形が変わるものがあります。
複数形は「s」をつければOK!ではないのです。
まったく違う言葉になってしまうものもあります。
でも、ほとんどの場合は、パターンを覚えておけば大丈夫!
そこで、ここでは複数形の基本変化についてまとめました。
複数形の変化は4パターン
日本語にはない「複数形」という概念。
「a」とか「the」とか「複数形」とかややこしいですよね。
基本的に、2つ以上のものを指す場合には「複数形」にします。
この複数形にする方法は、
- 最後に「s」
- 最後に「es」
- まったく違う単語
- 複数形がない!?(数えられない名詞)
大きく分けて4種類あります。
基本編「s」をつける
一番基本の形です。
多くの単語は最後に「s」をつけるだけで複数形になります。
【例】
- book → books
- pen → pens
- orange → oranges
応用編「es」をつける
「s」だけじゃ足らない!と、最後に「es」をつける場合もあります。
これがちょっとややこしい!
でも、もちろんきちんと法則があります。
そのまま「es」をつける
単語の最後が、s.sh.ch.o.x.で終わるときは、その単語の最後にそのまま「es」をつけます。
【例】
- bus → buses
- dish → dishes
- watch → watches
- potato → potatoes
- box → boxes
どうして「es」を付けるかというと、「buss(バスス)」や「boxs(ボックスス)」って言いにくいから。
そのため、わかりにくいときは発音してみるのもオススメです。
ただし、例外があります。
単語の最後が、oで終わるのに「s」しかつけない単語もあるんです!
【例】
- piano → pianos
- radio → radios
- photo → photos
- video → videos
これは…がんばって覚えましょう!
y を i に変えて「es」をつける
その単語の最後が、y で終わり、なおかつyの前が子音(a.i.u.e.o.以外)のときは、y を i に変えて、さらに「es」をつけます。
【例】
- city → cities
- country → countries
- baby → babies
f.fe をvに変え「es」をつける
その単語の最後が、f.fe で終わる場合、f.fe を「v」に変えてから「es」をつけます。
【例】
- knife → knives
- leaf → leaves
- wolf → wolves
まったく違う言葉(不規則に変化するもの)
複数形になると違う言葉になってしまうものもあります。
【例】
- child → children
- man → men
- woman → women
- mouse → mice
- goose → geese
- foot → feet
- tooth → teeth
まだまだありますが、これらはもう…覚えるしかありません!
複数形になっても形が変わらないもの(数えられないもの)
英語には、
- 数えられる名詞(可算名詞)
- 数えられない名詞(不可算名詞)
があります。
この「数えられない名詞」は複数形にできません。
数えられない名詞(不可算名詞)
基本的には、形がないもの(空気・液体など)や、群れで過ごす生き物は「数えられない名詞」とされていて、複数形にはしません。
【例】
- rice
- water
- sheep
- deer
- ※fish
- money
ただし、場合・状態によっては複数形になる場合もあります。
fishの複数形「fishes」は正解
fishは数えられない名詞のため、通常であれば何匹いてもfishですが、「fishes」を使うこともあります。
- I saw four fish.(魚を4匹見た)
- I saw four fishes.(4種類の魚を見た)
と、「fishes」を使うとニュアンスが異なります。
つまり、数が多いだけなら複数形にはしないで、種類が多いときには複数形にすることが多いです。
複数形はコツをつかめば簡単
どうしても覚えないといけない、数えられない名詞と、不規則に変化する名詞以外は、単語の最後がs.sh.ch.o.x.y.f.fe でないかを確認して複数形に直しましょう。
テストではなく、誰かと話をしているときにわからなくなったのであれば、複数形がどうかよりも「何を話したいか」を重視しましょう。
英会話は、伝えたい気持ちが一番大事です。
自分の気持ちや思いを正しく伝えるために、しっかり英語を勉強しましょう。
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