となりのトトロ(ジブリ映画)を英語吹き替え・字幕で観よう

となりのトトロ(My Neighbor Totoro)

息子が、ジブリ映画の中で一番好きなのはとなりのトトロ

・・・小さい頃、トトロの大きなぬいぐるみがある部屋に、怖くて入れなかったことを覚えていないようです。

トトロ。
かわいいんですけどね。
確かに大きな口でちょっと怖いのかも。

そんな息子も、小学生にもなると怖がることもなく映画を観るようになりました。

おばあちゃん・メイちゃんの声優さんが素晴らしいので、大人も見入ってしまいます。
The 昭和の日本という時代設定も私たち親世代には懐かしいですよね。

でも、この映画を英語で観るとどうなるのでしょうか?

そもそも日本で生まれ育った子供でも、「本家に電話を借りに行く」という意味がわからないですよね。

スマホどころか家電もない時代…そんな時代背景の「となりのトトロ」を英語音声・英語字幕で観てみました。

 

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タイトル「My Neighbor Totoro」

「となりのトトロ」は英語だと、「My Neighbor Totoro」となります。

neighbor(名詞):隣人、近所の人
(形容詞):隣の
(動詞):隣接する

つまり、「My Neighbor Totoro」の訳は「となりのトトロ」となり、そのままのタイトルです。

オープニング主題歌「さんぽ」

子供に人気の「♪さんぽ」は、英語では「♪Stroll」と訳されています。

息子は、この曲が「となりのトトロ」の曲だとは知らず、童謡の一つだと思っていたようです。
幼稚園や学校で歌うので、まさか映画のために作られた曲だとは思わないのかもしれないですね。

Stroll(名詞):散歩、ぶらぶら歩き
(動詞):散歩する、ぶらつく

曲は短いですし、歌詞も全体的に簡単な単語が使われているため(日本語でもそんなに難しくないですものね)、丸暗記してしまうのもいいかもしれません。

さんぽの歌詞(Stroll Lyrics)一部抜粋

Hey, let’s go! Hey, let’s go!
あるこうあるこう
I’m happy as can be
わたしはげんき
Let’s go walking, you and me
あるくのだいすき
Ready, set, come on, let’s go!
どんどんいこう

全歌詞紹介するのは、著作権的にどうかと思いますので、一部だけ。
この部分は何度も繰り返されますし、簡単な単語ばかりなので子供も覚えやすいですよ。

エンディングソング「となりのトトロ」

エンディングソング「♪となりのトトロ」は、タイトルと同じく「♪My Neighbor Totoro」です。

となりのトトロ歌詞(My Neighbor Totoro Lyrics)一部抜粋

And you’ll be with Totoro Totoro
となりのトトロ トトロ

歌詞の中では、「となりのトトロ」が「And you’ll be with Totoro」となっています。

「♪My neighbor Totoro」だと、物理的にトトロが隣にいるイメージですが、「♪You’ll be with Totoro」となると、あなたのそばにトトロがいる(いつも一緒など、心がつながっているイメージ)となり、この曲にピッタリです。

登場人物

登場人物の固有名詞は、そのまま使われていますが、一部だけ異なっていました。

  • おばあちゃん:Nanny
  • ネコバス:Catbus
  • まっくろくろすけ:dust bunnies
  • ススワタリ:soot sprites

そして、英語字幕ではメイちゃんがMeiでもMayでもなく「Mai」となっています!
これだと「マイ」になっちゃう気がするのですが…。

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あのセリフを英語で言うと

となりのトトロ(My Neighbor Totoro)

「雨戸が開けられないじゃないか」などの日本特有の名詞が出てくるセリフは、まったく他の台詞になっていたり、無言になっているところもありました。

もうじきだよ

We’ re almost there.
もうじきだよ

新しい家へ向かう車の中で、お父さんがサツキとメイちゃんに言ったセリフです。
直訳すると、「私たちはもう少しでそこに居る」という意味の英語らしい表現です。

almost

almost(副詞):ほとんど、もう少しで、たいてい、だいたい
(形容詞):ほとんど~ない

「ほとんどの日本人は~です」というときに(英会話レッスンではよく使います)、almost Japanese と言ってしまう間違いが多いようです。

それだと「ほとんど日本人」という日本人なのか日本人ではないのかわからない状態の人になってしまいます。

その場合は、almost all of Japaneseとすると、「日本人の多くは」という意味になります。

♪まっくろくろすけ出ておいで でないと目玉をほじくるぞ

Come out! Come out!
Come out! Come on out!
Come out! Come out!
Come out! Come out!
Come out, dust bunnies!
♪まっくろくろすけ出ておいで
でないと目玉をほじくるぞ!

お風呂場でのシーンです。
ただCome out!ばかり言っていて、歌になっていませんでした。

まっくろくろすけ出ておいで

これは、2階に上がるときに言ったセリフです。

Little dust bunnies, go away right now!
まくろくろすけ出ておいで

Little dust bunnies, go away right now!は、直訳すると、「まっくろくろすけ出ていけ!」となり、まったく反対の意味になっています。

物語的には、同じ意味となるので誤訳ではありません。
日本語の感覚と英語の感覚の違いでしょうか。

とった! おねぇちゃーん!

Guess what, Sis!
I got one!
とった!
おねぇちゃーん!

2階でメイちゃんがパシンッ!とまっくろくろすけを捕まえるときのセリフです。

メイこわくないもん

メイちゃんは、よく「メイこわくないもんっ!」と言いますが、シーンによって少し英文が異なります。

I’m not afraid of dust bunnies.
メイこわくないもん。

これは、まっくろくろすけが家にいて欲しい気持ちと、ちょっと怖い気持ちが混ざったときのセリフです。

I’m not scared at all.
メイこわくないもん。

これは、家が壊れそうでちょっと怖いときのセリフです。

I’m not afraid of them.
メイこわくないよ。

これは、お母さんのところにお見舞いに行ったときに「家がお化け屋敷」であることを告げたときのセリフです。

やーい おまえんち おばけやーしき

Hey, haven’t you heard?
You’re living in a haunted house!
やーい!
お前んちお化け屋敷!

カンタくんがサツキちゃんに言うセリフです。
そして、そのあとおばぁちゃんが「かんたぁぁぁ!」と叫ぶのですが、そこは、

Go away!
かんたぁ~!

となっていました。

英語のほうが相手の名前をよく呼ぶイメージだったのですが、改めて英語と日本語を比べてみると、日本語では、理由を言わず名前だけ叫ぶというシーンが多かったです。

英語ではHey!などですませていました。

あなたはだぁれ?

Tell me who you are.
あなたは誰?
Are you a big dust bunny?
まっくろくろすけ?
Totoro. That’s it.
トトロ!
I bet your name’s Totoro, isn’t it?
あなたトトロっていうのね!

メイちゃんが初めて大きいトトロに会ったときのセリフです。

英語を学ぶ上でややこしい文法の一つ、「付加疑問文」が出てきます。
これをサラッと言えると英語上級者って感じですよね。

♪会っちゃったトトロに会っちゃった

We saw Totoro!
We saw Totoro!
We saw Totoro!
♪会っちゃった
トトロに会っちゃった

サツキとメイちゃんがバス停でトトロに会ったあと、お父さんにトトロに会ったことを伝えるときのセリフです。

単純に、トトロに会った!と繰り返しているだけでした。

夢だけど夢じゃなかった

It was only a dream.
It wasn’t a dream.
夢だけど夢じゃなかった

トトロたちと空の散歩をした夢?のサツキとメイちゃんのセリフです。

おねぇちゃんのばかぁ!

I’m not stupid!
おねぇちゃんのばかぁぁぁ

サツキとメイちゃんが本家から帰るときにケンカしちゃったあとのメイちゃんのセリフです。
なぜだか「バカじゃないもん」になっています。

日本では、「お姉ちゃんのばーか!」というのは兄弟・姉妹ゲンカではお決まりのセリフなんですけどね。

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ジブリ映画を英語で観るときの注意点

大好きな映画を英語音声・字幕で観る勉強法はオススメなのですが、ジブリ映画は、日本語で作られているため、Blu-rayやDVDで英語音声・字幕を選んでも、それらが合っていないことが多いです。

特に、ラピュタは音声と字幕がほぼ異なっており、勉強になるとは言い難いものでした。

そのため、いくら大好きな映画だとしても、ある程度厳選が必要です。

「となりのトトロ(My Neighbor Totoro)」は、ほぼ音声と字幕が同じで、「おねぇちゃーーーん!」が「サツキィ~!」になっているなどの違和感はありますが、英語勉強にはピッタリの作品だと思います。

また、お子さんにはおじぃちゃん・おばぁちゃんの時代背景、自然豊かな田舎というだけでなく、

お風呂を薪で沸かしたり
井戸で水を汲んだり
電報が届いたり
電話は本家にしかなかったり
田植え休みがあったり
蚊帳があったり…

そんな古き良き日本を知ることもできるため、オススメです。

私は、お友達の家に遊びに行くときなど、家の前でその子の名前を呼ぶのがとても懐かしくて、心がキュッとなりました。

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