ジブリ映画「天空の城ラピュタ」を英語で観るのはオススメしない理由

天空の城ラピュタ(Castle in the Sky)

1986年に、スタジオジブリの一作目として発表された長編アニメーション映画「天空の城ラピュタ(Castle in the Sky)」です。
※「風の谷のナウシカ(Nausicaä of the Valley of the Wind)」はジブリのメンバーで作られていますが、スタジオジブリ設立前の作品です

天空の城ラピュタ(Castle in the Sky)」は、私が一番好きなジブリ作品なのですが…英語音声・字幕で観るのはオススメしません!

本当は、息子と英語を勉強するために観ようと思っていたのですが、止めました。

 

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おもしろくない理由【注意点】

いきなりこんなことを言っては元も子もないですが、ジブリ映画よりは、ディズニーなどのもともと英語圏で作られた作品で英語を勉強するのがオススメです。

英語素人の私でも、「これは…」と思う訳が多く、正直ショックでした。

そもそも、ラピュタはスタジオジブリでの最初の作品なので、無名の会社の作品は、海外では軽視されていたのかもしれませんね。

とはいえ、私が保有しているDVDは日本版(ブエナ ビスタ ホーム エンターテイメント)のため、英語版に力を入れていないだけで、海外版はもっとしっかりした音声・字幕なのかもしれません。

音声と字幕が連動していない

英語音声と英語字幕がまったく連動していません。
「千と千尋の神隠し(Spirited Away)」でもそうでしたが、それよりもひどいです。

音声と字幕は99%以上異なる!と言っても過言ではありません。
そのため、聞き取りの勉強にはまったくもって不向きです!

「天空の城ラピュタ(Castle in the Sky)」の字幕は、かろうじて映画の内容がわかるという程度です。

タイトルが違う

  • オリジナル:天空の城ラピュタ
  • アメリカ版タイトル:Castle in the Sky

アメリカ版のタイトルは「Castle in the Sky(天空の城)」です。

そもそもこのラピュタという名は、ジョナサン・スウィフト(Jonathan Swift)の風刺小説「ガリヴァー旅行記(Gulliver’s Travels)」に出てくる「空飛ぶ島ラピュータ(the flying island of Laputa)」から付けられたと言われています。

しかし、もともとが風刺小説であることから、この「ラピュタ(Laputa)」はスペイン語のLa Puta(売春婦)をもじって付けられたものだと考えられているため、タイトルから「ラピュタ」を省いたようです。

これは仕方ないですね。

メインのセリフが違う

字幕と音声が異なり、字幕が使いものにならないだけでなく、音声もひどいです。
ラピュタの考えつくされたセリフも適当に表面だけとって訳されている箇所が多くみられます。

日本古来の文化などは含まれていないものなので、そこまで訳すのが難しいとは思えないのですが…。

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天空の城ラピュタ(Castle in the Sky)のセリフを英語で言うと

cambodia(カンボジア)

飛行石

音声:levitation stone crystal
字幕:volucite crystal
  • levitation(動詞):(超能力等で)空中に浮揚する・浮揚させる
  • volucite:ボルサイト?(オリジナルの言葉)

「volucite」の意味はわかりませんでした。

40秒で支度しな

音声:Alright! I’ll let you come.
字幕:You’ve got 40 seconds.

これは字幕のほうがよかった!
「40秒」というのがポイントなのに、音声でまさかそこを省くなんて!

letの使い方

Let(動詞):~することを許す、~させる

「let」はよく使う言葉です。

今回の「I’ll let you come」はそのまま「来ることを許す・許可する」という意味になりますが、よく使われるのは、I’ll let you know~で、これは「あなたが知ることを許可する」ではなく、「あなたにお知らせしますね(伝えますね)」というニュアンスなので、「まだ今はわからないけど、わかったらあなたにも教えるね!」というときになどに使えます。

また、youをmeに変えて、let me knowとすると、「そのときは私にも教えてね」というニュアンスとなります。

どちらもよく使うため覚えておくと便利ですよ。

竜の巣

音声:Dragon’s Nest
字幕:Dragon’s Lair
  • nest:巣
  • lair:巣

どちらも「巣」という意味ですが、一般的な鳥の巣などは「nest」を使います。

3分間待ってやる

音声:I’ll give you 3 minutes starting now.
字幕:3 minutes.

「40秒でしたくしな!」の訳がひどかったので、こっちもそうかと心配したのですが、大丈夫でした。

バルス

音声:balse
字幕:-

字幕では表示されませんでした。
そもそもが架空の「ラピュタ語」なので、英語でも当て字です。

「バルス(balse)」の語源は、

  • ピジン語(Pidgin English):balus(飛行機)
  • トルコ語(Turkish):barış(平和)

ではないかと言われていますが、定かではありません。

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英語で映画を観よう

お気に入りの映画はセリフも覚えてしまいますよね。

日本語音声で何度か観た後は、英語音声に変更してみましょう。
大人も、最初は字幕(subtitles)抜きで耳を集中させるのがオススメです。

天空の城ラピュタBlu-ray・DVD(英語バージョン)

ジブリ映画は、TVで何度も放映されますが、英語音声・英語字幕を選択できないため、Blu-ray・DVDがオススメです。

といっても、英語を勉強するために「天空の城ラピュタ(Castle in the Sky)」を観るのはオススメはしません。

ラピュタの世界観を旅する

天空の城ラピュタ(Castle in the Sky)」はやっぱり日本語で観るのがオススメ!

そんなラピュタの世界を味わえる場所を旅してみませんか?

カンボジア(Cambodia)のベンメリア遺跡(Beng Mealea)!
一生に一度は足を踏み入れてみたい所です。